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2016年4月

06.不正咬合『反対咬合』とは?

不正咬合の種類の中から今回は『反対咬合』と言って、一般的には『受け口』と呼ばれる咬合についてご説明します。(右写真参照)

まめ知識_第6回_写真01.jpg

 

下顎の歯が上顎の歯の前に出ている咬合状態を言い、その原因としては、

 

・下顎大臼歯(だいきゅうし 噛み合わせマメ知識02参照)が高い場合

・上顎骨が小さく収縮している場合

・上顎の第1大臼歯が低い場合

・親知らずが残っている場合

などが考えられます。

 

反対咬合の人は、呼吸は大きくなりますが、顎関節症などの人が多いです。

 

次回は、噛み合わせの自己チェック方法を説明します。

05.不正咬合『過蓋咬合(かがいこうごう)』とは?

不正咬合と一言に言っても種類はいろいろあり、今回は、噛み合わせが深い『過蓋咬合(かがいこうごう)』について説明します。

 

右の写真のように、上の歯が下の歯を隠すほどに重なっている噛み合わせのことを言います。まめ知識_第5回_写真.jpg

これは臼歯の高さ不足が原因で引き起こされます。

これにより口腔内や気道の容積が狭くなり、呼吸器系の疾患になりやすい噛み合わせです。

 

 

 

 

 

 

また、頸椎(けいつい)の過前湾(右図のように)になる傾向が強いです。そのため、気道が狭くなってしまうのです。まめ知識_第5回_図01.jpg

同じように、上顎前突と言って、一般的に『出っ歯』と呼ばれる噛み合わせも頸椎が過前湾になる傾向があり、気道が狭くなってしまいます。

 

次回は、『反対咬合』といって、一般的に『受け口』と呼ばれる噛み合わせについてご説明します。

04.不正咬合『叢生』とは?

今回は不正咬合と言われる中から『叢生(そうせい)』についてご説明します。まめ知識_第4回_写真.jpg

叢生とは、左写真のように歯牙の大きさにばらつきがあり凸凹になっている噛み合わせのことを言います。

叢生になる原因としては、臼歯の高さや下顎が狭いことなどが考えられます。

叢生の人に多いトラブルとして、顔や首が左右どちらかに傾いていることが原因で、頭痛やめまい・生理痛や生理不順などが起こると考えられます。

 

次回は、噛み合わせが深い『過蓋咬合(かがいこうごう)』について説明します。

03.不正咬合『オープンバイト』とは?

悪い噛み合わせ(不正咬合)は人それぞれではありますが、いくつかの種類に分けることができます。主なものを順次説明していきます。

まめ知識_第3回_写真.jpg

まずは『オープンバイト』です。

『オープンバイト』とは、左の写真のように口を閉じていても前歯が合っていない(開いてしまう)状態で、奥歯が高いために起こります。

 

 

実際の患者さんの例では、下顎が狭く歯が内側(舌側)に向いていて、上顎前歯の歯茎が狭くなっています。

オープンバイトは呼吸器系のトラブルが多いようです。

 

次回は不正咬合の種類の中から『叢生』とは、を説明します。

02.正しい噛み合わせとは?

そもそも『正しい噛み合わせ』とはどのようなものでしょうか?

 

成人の歯は親知らずと呼ばれる第3大臼歯を除いて、上下14本ずつが凸凹状にならずに、美しいU字型まめ知識_第2回_図01.pngを描いているのが理想です。

噛み合わせは、前歯も奥歯も上下が一歯対二歯になっているのがもっとも良い形です。

歯と顎が十分に発育し、周辺の筋肉も正しく機能していることで、顎の開閉に違和感がなければよい噛み合わせです。

ですが、なかなか完璧な噛み合わせの人はいないのが現状です。

 

鏡を見て、いま一度ご自分の噛み合わせを見てみましょう。

正しい噛み合わせになっていますか?

まめ知識_第2回_図02.png

 

 

 

 

次回は、不正咬合の種類の中から『オープンバイト』とは?』を説明していきます。

01.噛み合わせと全身との関係は?

筋肉.png

まめ知識 第1回目の今回は、噛み合わせと全身の関係についてご説明します。

人は2本の足で直立しています。

ということは、左右でバランスがとれていなければ、筋肉や神経などがどちらか片方だけに負担がかかり、そこから不調が始まるのです。

 

本来、人間の歯の数も左右対称で、上下の正しい位置に正しい高さで歯があればバランスがとれています。

しかし、歯の欠損や摩耗などによって左右のバランスが崩れると口の周囲筋が緊張し、その影響が頭蓋骨に伝わり側頭骨が回転し耳鳴りや偏頭痛を引き起こす原因にもなっています。

また、その回転により首の後ろにある僧帽筋が引っ張られ、頸椎の歪みにも進んでしまう場合があります。

頭が傾けば、肩こりなどの症状につながります。さらには全身にまでこの歪みが伝わっていってしまうのです。

 

そういうことで、噛み合わせと全身のバランスとは大きく関わっているのです。

 

次回は『正しい噛み合わせとは?』を説明していきます。